2019年度新卒社員対象 稲刈り研修を開催しました
9月14日(土)、秋らしい爽やかな風が吹く中、今年入社した新入社員を対象に恒例の稲刈り研修を開催し、66人が参加しました。東京は小雨が降っていましたが、研修場所である茨城県常陸太田は、太陽が顔を出し、直前に関東全域を大型台風が襲ったにも関わらず、彼らが5月に植えた苗は倒れることなくまっすぐな稲に成長していました。
参加者は長靴、軍手を素早く身に付け、準備万端。田んぼに入って農家さんの指示に従い、稲を刈る人、まとめて縛る人と役割を分けて作業を進めていきます。お互いを気遣いながら、疲れてきたと思ったら「代ろうか?」と声を掛け合っている姿は、田植えの時よりもチームプレーを感じ、日頃、別々の職場で仕事をしていてなかなか会う時間もないはずなのに、同期というのは本当に不思議なものだと感じます。また同行した事業部長や先輩社員たちと作業する中で、目的に向かってそれぞれの役割を果たすことの大切さを実感したのではないでしょうか。
昼食はグループの葉隠勇進、ハガクレフードのトップレベルの技術を持つ社員が担当。厨房内を無駄のない動きで調理を進める姿はまさにプロフェッショナル。56年間、積み上げてきたブランドの大きさを感じます。ハヤシライスの上にはふわふわタマゴの鮮やかな黄色。サラダもブロッコリーにエビのトッピング。「かわいー!」「おいしいです!」の声があちこちから上がり、あっという間に完食していました。おいしさだけでなく、見た目にもこだわる「ひと手間を惜しまない」食事。私たちが大切にしていることを感じられる昼食となりました。
入社から早いもので半年、社会人として始めての夏休みを越えて、成長した姿を見せてくれた社員には感動しました。半年後には後輩たちが入社してきますが、この稲のようにこれからもまっすぐ、それぞれのペースで成長を積み重ねていってください。