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学校給食での使用水の安全確保~塩素濃度測定~

学校給食の受託事業を行う葉隠勇進株式会社では、給食で使用する水の塩素濃度測定方法について、各事業所で測定方法の統一を図るため、この度動画を作成いたしました。

■給食で使用する水

学校で使用する水は、学校保健安全法第6条に定める学校環境衛生基準(平成21年文部科学省告示第 60 号)に定める飲料水を使用することとされています。

学校給食に使用する水についても、同基準に定める飲料水を使用し、日常点検において残留塩素濃度が 0.1 ㎎/ℓ以上であるか、その他外観等を確認することが必要となります。

 

■使用水の点検

学校給食での使用水の点検は以下の手順で行います。

(1)調理で使用するすべての蛇口から水を出す(5分程度)
・三槽シンク
・回転窯
・下処理室

 

 

 

 

 

 

(2)使用水の外観等の確認
・色
・異物の有無
・濁り
・臭い
・味

(3)残留塩素濃度計測
・残留塩素測定器を使用
・2本の比色セルに10ml採水
・片方のセルは水のみとし、もう一方のセルには試薬を入れて発色させる
・標準色と比較し、測定器の濃度を読み取る
・残留塩素濃度が 0.1 ㎎/ℓ以上であるかを確認

 

 

 

 

 

 

(4)記録
・学校給食日常点検票に作業前・中・後の各項目に記録

 

 

 

 

 

 

なお水質検査で不適な場合は校長先生や栄養士様に報告し、1Lを2週間保管するよう定めています。

今後も安全・安心でおいしい給食のご提供ができるよう、衛生管理を徹底してまいります。

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