明日をたくましく生きる力を食育から ~保育園での食育の取り組み事例を紹介~
明日葉保育園を運営する株式会社あしたばマインドと明日葉保育園において給食を提供しているハガクレフード株式会社が協働して取り組んでいる、明日葉保育園での食育のポイントや実例をご紹介します。
上記2社の所属するソシオークグループは、学校・保育園・病院・施設等での給食提供を基幹事業として57年の実績を持ち、早くから食育の重要性に着目し、学校・幼稚園・保育園・学童事業所において、様々な食育プログラムを開発し豊富な実績を重ねて参りました。
明日葉保育園においても、管理栄養士等の食育のプロの全面協力により、栄養に関すること、健康に関すること、調理に関すること、食材に関すること等、ご家庭でも楽しめる食育プログラムを提供しております。
※明日葉保育園での食育の取り組みの詳細はこちらをご覧ください。
https://www.ashita-ba.jp/concept/syokuiku/
今回は青葉台園で実際に5歳児クラスに対して行った食育の取り組みをご紹介します。
まず食育を行う上で重要なポイントとして以下の7点を挙げ、このポイントを意識して企画しました。
◆食育のポイント
(1)子どもの思いを受け止められているか
(2)子どもが主体的に取り組める楽しいものであるか
(3)保育の流れの中で継続できるか
(4)子どもの発達や生活の連続性に配慮しているか
(5)職員の職域を越えたチームワークをとれているか
(6)家庭にも取り込める内容か
(7)意思や考え方を尊重した活動の展開ができるか
◆子ども達の「やりたい!」を整理
次に『子ども給食会議』を開催し、子ども達に目的を決めてもらいました。
話し合いにより『カレーパンを作る』という目的を立てることができたので、カレーパンを作るために「やりたいこと」の意見を出してもらいました。
子ども達からはたくさんの意見が集まり、それらの意見をマインドマップにして、整理しました。
マインドマップは意見の見える化に有効で普段の保育の中にも取り入れています。
◆取り組みを通して
これらの主体的な取組みを通してカレーパンを作り上げた子ども達には以下の効果がありました。
主体的に取り組むことで自ら判断し学ぶ力が育ち、それが生きる力につながっていきます。
私たちはこれからも食育活動により、子どもたちの「生きる力の育み」をサポートしてまいります。