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【10月30日は食品ロス削減の日】ソシオークグループによる食品ロス削減の取り組み

ソシオークグループでは、SDGsの目標12「つくる責任 つかう責任」の達成を目指し、食品ロスの削減に取り組んでいます。

 

■食品ロス削減の日とは

食品ロスの削減を総合的に推進することを目的に「食品ロスの削減の推進に関する法律」(食品ロス削減推進法)が2019年に施行され、10月は「食品ロス削減月間」、10月30日は「食品ロス削減の日」と定められました。

 

■食品ロス削減推進法とは

食品ロスの削減において、国や地方公共団体などの責務などを明らかにするとともに、食品ロスの削減に関連する施策の基本事項を定めることなどにより、食品ロスの削減を総合的に推進することを目的とした法律です。

(参照:消費者庁https://www.caa.go.jp/policies/policy/consumer_policy/information/food_loss/promote/

 

■食品ロスの現状

国際連合食糧農業機関(FAO)の報告書によると、世界では食べ残しや売れ残りなど様々な理由で、まだ食べられる食料が年間13億トンも廃棄になっています。そのうち日本国内では約612万トン(2017年度推計値)を占めており、これは東京ドーム約5杯分に該当します。国民1人あたりに換算すると、毎日お茶碗1杯分の食料を廃棄していることになります。

(参照:農林水産省 https://www.maff.go.jp/j/pr/aff/2010/spe1_01.html)

 

■ソシオークグループの食品ロスの取り組みを紹介

1. 「てしおこども食堂」の運営(葉隠勇進・ソシオフードサービス・明日葉の取り組み)

2019年9月に「てしおこども食堂」をオープンし、運営はグループ企業である葉隠勇進株式会社とソシオフードサービス株式会社が毎月1回ずつ交互に行っており、また子育て支援事業を展開する株式会社明日葉の児童指導員も運営のサポートをしています。

「てしおこども食堂」の会場は当グループの調理実習施設「てしおキッチン」です。こちらでは定期的に社員の調理研修を開催しています。

 

2 . 学校給食現場での食品ロス削減の活動(葉隠勇進の取り組み)

参考URL:https://www.socioak.com/20200812-6/

葉隠勇進が受託している学校給食の現場で食品ロス削減の取り組みを行っています。下処理の際の可食部を増やすため、皮をスプーンで剥いたり、無駄のない切り方の工夫をしたり、またそうした下処理方法を掲示して平準化したりしました。その結果、廃棄量は削減され、給食の一人当たりの配食量も増加しました。

特別なアイテムを使わずに、食糧廃棄量の削減と、食べ物を大切にする食育の実現、そして子どもたちにより多くの給食を提供できるようになりました。

 

3. 「食品ロス削減に取り組む学校給食のヒミツ」の特別授業を実施(葉隠勇進の取り組み)

参考URL:https://www.hagakure.co.jp/20211011/

葉隠勇進が給食を調理している東京都港区の小学校では、総合学習の時間で、毎日食べている給食に焦点を当てて考えることになり、葉隠勇進が先生から依頼を受けてSDGsにつながる独自の取り組みを紹介しました。給食調理の際に、食材を余すところなく使うために行っている無駄のない切り方や、野菜の皮を剥きすぎないようにスプーンで剥くなどの取り組みを紹介しました。また、おいしそうな盛り付けや食べやすい味付けなどの工夫も、子どもたちが完食できるようになれば食品ロス削減につながるということで、SDGsの取り組みの一環として伝えました。

 

4. 食育絵本「おこめつぶたろう」無料配信(ソシオフードサービスの取り組み)

参考URL: https://sociofs.com/okometubutaroudl/

食育絵本「おこめつぶたろう」とは、ソシオフードサービスの保育園給食部門の栄養士が、お箸を使い始めた子どもたちを対象に、残さず食べる大切さを伝えるために制作したオリジナルの食育絵本です。お米がどこから来るのか、どのような工程を経て食卓へ到着するのか、またお米を綺麗に食べるコツを分かりやすく紹介しています。

現在第2弾まで制作されていて、ソシオフードサービスのホームページにて無料配信しています。

 

5. 福生市の学童クラブがキユーピー株式会社のオンライン見学に参加(明日葉の取り組み)

参考URL:https://ashita-ba.co.jp/20210902/

明日葉が運営する福生市の学童クラブに通う児童50人が、キユーピーが提供するオンライン見学に参加しました。いつもは捨ててしまいがちなブロッコリーの芯やキャベツの外側の葉などの意外な食べ方を聞いた児童たちは、本来食べられる部分を捨ててしまう「もったいなさ」に気が付き、工夫して食べることが地球を守ることにつながるという環境課題への意識を高めました。

 

6. 明日葉保育園、食品ロス削減を目指し園児たちが自らコンポストに挑戦(あしたばマインドの取り組み)

参考URL:https://www.ashita-ba.jp/20210811/

明日葉保育園大倉山園では、毎日出る給食の残菜を活用したいという想いから、栄養たっぷりのたい肥を作るコンポストの取り組みを始めました。子どもたちが当番制で毎日給食室から残菜を受け取り、コンポスト容器に入れてシャベルで混ぜまず。これを2カ月間繰り返した後に3週間発酵させれば、たい肥の完成です。完成したたい肥は、子どもたちの野菜の栽培に活用され、資源の循環と食育の体験にもつながります。

 

7. 食品ロス削減につながる食育プログラム「PAKUTTO」(あしたばマインドの取り組み)

参考URL:https://www.ashita-ba.jp/features/program/pakutto/

あしたばマインドは、子どもたちが自ら進んで食に興味を持ち「パクっと」自ら食すことにつながるよう願いを込めて、食育プログラムに「PAKUTTO」と命名しました。PAKUTTOを目的とした3つの軸として「つ・か・み(つたえる食育、かんじる食育、みにつける食育)」を実施します。食への興味を深めることで、食べ物を大切にする心を育み、食品ロス削減にもつなげます。

 

8. オリジナルの食育キャラクター「みらいエナジー」(あしたばマインドの取り組み)

参考URL:https://www.ashita-ba.jp/20200828/

今の食事が、健やかに成長する子どもたちの身体をつくる「みらいのエナジー(エネルギー)」になるというメッセージのもと、栄養士が野菜に愛着の持てるキャラクターを考案しました。キャラクターそれぞれには、名前とパワー(栄養)が備わっています。子どもたちに親しみやすく、かつわかりやすく、食材の特徴や栄養を伝えていくことを目的とする食育企画です。

 

9. フードバンクへの冷凍弁当寄贈

参考URL:https://www.socioak.com/20200910/

https://www.socioak.com/202012111/

新型コロナウイルス対策として、給食事業で調理場が使用できなくなった場合を想定し外部倉庫に備蓄していた冷凍弁当を、NPO法人全国こども食堂支援センター・むすびえを通じてフードバンク愛知へ寄贈しました。

 

 

 

 

 

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