CSV経営
社会課題をビジネスで解決する
私たちは、社会に新たな価値を創造する事業活動を通して、企業の経済的価値を創造する「共通価値の創造経営(CSV=Creating shared value)」を推進しています。
CSVとは?
という意味からなっています。
社会のニーズや問題に取り組むことで社会的価値を創造し、その結果、経済的価値が創造されることを意味しています。
私たちのグループで説明すると、私たちが明日葉保育園を開園することによって、社会のニーズである保育園待機児童問題解決に貢献し、私達の事業も拡大成長出来ること等は典型的な例です。
私たちは、これまでも社会貢献に積極的に取り組み、それらの活動をCSR(企業の社会的責任)と呼んできました。CSRは、事業活動により得た利益を社会貢献活動に使うものです。 それに対して、CSVは、事業活動の周辺ではなく、中心に位置づけられるものです。CSRは、事業活動によって利益が出たら取り組める活動であるのに対して、CSVは、 現在直面している喫緊の社会問題に対して、慈善活動ではなく、あくまでも事業として取り組むものです。
私たちの事業一つひとつを
私たちのサービスはお客様の役に立つのか?社会の役に立つのか? という基本的な問いを立てて吟味し、お客様や社会にお役に立つことを事業として展開していくことを意味しています。
私たちグループの事業によって解決できる、またはその可能性のある社会的ニーズ、社会問題は何か?
社会的ニーズを常に探し求めることで、既存市場において差別化とリポジショニングのチャンスを見出し、これまで見逃していた新市場の可能性を探るものです。
私たちのCSV
私たちグループが取り組んできた事業は、そもそも社会貢献性の高い事業ばかりであるという特質を持っています。
CSV経営を名乗る以前から、Make a Smile ! 笑顔の創造を目指して来ました。安全で美味しい食提供によるお客様の健康とQOLの向上、 安全な自動車運行管理によるCO2削減と交通安全、良質な保育と児童育成による児童の健全育成と保護者のワーク・ライフ・バランス支援、虐待予防、 高齢者介護事業による高齢者福祉向上と家族のワーク・ライフ・バランス支援、コンビニ店経営による身近な生活支援、私たちグループは、これまでもお客様の笑顔を創造し、社会にお役に立つことを事業そのものの目的として取り組んでまいりました。
現状に満足することなく、時代が、社会が必要としているニーズを的確に捉えて、常により良いサービスを提供し、社会と私たちグループ双方に、 今までなかった新たな価値を増し加える創造こそが、私たちの目指すCSV経営です。
社会環境の変化
私たちの事業領域は、「かつて家庭において女性が担ってきた仕事」を「社会化」するものです。
私たちは、女性の社会進出、男女共同参画、核家族化といった社会環境の変化により生まれる社会課題を、ビジネスとして責任を持って解決することを使命としています。
ビジネス環境の変化
ビジネス環境も変化しています。 給食や介護や保育等、かつては行政や社会福祉法人が担ってきたことが、行政だけではなく、民間の力で新しい発想をもって、一緒に作り上げていくことが当たり前になりました。
株式会社の認可保育園、指定管理者制度、公設民営事業等が増え、民間の知恵、経験や人財による社会貢献型事業が、ビジネスとして成り立つ成長産業となっています。 ソシオークグループが展開している事業領域は、まさにこの時代のニーズに重なっています。
CSRとして社会貢献するのではなく、社会貢献型事業を私たちのビジネスそのものの中心に据えるのが私たちの「共通価値の創造 (CSV = Creating Shared Value)経営」です。
ソシオークグループの
ありたい姿
ソーシャルビジネスカンパニーとしてCSV経営を推進し、事業を通じて社会課題を解決し続ける企業グループを目指します。
その実現のためには、高い志、持続性、圧倒的な差別化を重ね合わせつつ、
①社会貢献力 ②ソシオークらしさ ③経済的価値
を構成要素としたソーシャルバリューを提供し続けることが大事になります。
ソシオークグループが主体となって、 事業という手法で社会課題を解決しつづける企業グループになっていきます。