就活のポイント!自己PRの強みとしての「好奇心」は諸刃の剣?
2020/06/30
こんにちは!採用担当の岡本です。
私は、同僚に「岡本さんって、ネットの検索能力が高いですよね」と言われたことがあります。
そう言われてみると、会話中でもネットで調べながらグループチャットに情報をシェアしたり、会議中もネット検索をしながら入ってくる話の質を高めることや裏付けを取ったりと、自然にネットでリサーチを行っていました。
無限に広がる情報の中から、言葉の優先順位をつけて、本質を拾い上げる思考が習慣化されているのです!と格好よく言えたら良いのですが、視点を変えれば私は集中力が散漫なのかな、、、とも自分が心配にもなります。
さて、今回は「差がつく就活、差がつく社会人」の第一弾でお話をした、「強み」を更に掘り下げてみたいと思います。
本日のテーマは「強み」の中でも、就職活動をしている学生やインターンでお会いする方たちに、自身の強みを尋ねると高頻度で挙がる「好奇心」です。
自己PRで「好奇心」を強みとしてアピールするには
ポピュラーな長所の一つである「好奇心」。
しかし、面接において好奇心は諸刃の剣です。
たしかに、あなたがいままでに成し遂げた成果のきっかけは、好奇心からスタートしたものもあったでしょう。
一方で、好奇心から次々に新しいことに手を出してしまい、結局は何も手元に残っていない、なんて心当たりがある人も中にはいるかも知れません。
さらに、面接官が学生から「好奇心が旺盛です!」という言葉を聞くと、アレルギー反応の如く、瞬時にネガティブな仮説やあなたの継続力に疑いを持つことも。
上でお話したように、「好奇心が旺盛」とアピールするのは、新たな成果や発見をもたらすというポジティブな印象の一方で、移り気で集中力に欠けるというネガティブな印象を相手に与えてしまう場合もあるのです。
「好奇心」はあくまでも、成果につながるきっかけをもたらしてくれるもの。
そのことを念頭に置いて、自己分析や自己PRの構成を練ってもらえればと思います。
=「好奇心」について考える際のポイント=
- ・興味の対象は五者五様、「好奇心」を発揮する対象は何かを知る。
- ・やり切る⼒や継続力に疑いを持たれないよう、表現⽅法に気を配る。
- ・自己完結する場合は成果を数値化して表現する(取り組んだ期間、成果のスコアなど)。
「好奇心」は、学生や社会人といった生活のステージに限らず、社会との繋がりをもたらすきっかけを与えてくれるもの。
ぜひあなたの好奇心を発揮して、社会課題を多角的にアプローチできる発想力を身に付けてください!
ここまで読んでいただき、ありがとうございます。
次回の更新をお楽しみに!どうぞよろしくお願いいたします。
人事部 岡本
人材業界で採用コンサルティングをはじめ求人媒体の営業や人材紹介事業を経て、ソシオークグループに中途入社。
現在は人事部にて新卒採用を行っています。国家資格キャリアコンサルタント、座右の銘は「人生、喜ばせごっこ」。