就活そのものが職業体験になる⁈「強み」や「弱み」にこだわる理由とは
2020/07/22
こんにちは。採用担当の岡本です。
先日、会社の先輩でありつつ、人生においては私より歴の短い採用チームのメンバーからこんな質問をされました。
Sさん/28歳「30歳までに、やっておいた方が良いことって何かありますか?」
岡本/34歳「唐突に質問を投げてきますね(苦笑)。んーそうですね、私から言えることは3つかなぁ…」
ということで、下記3つのことをお伝えしました。
- ・人に頼ること(支援を受けることもリーダーシップの要素、影響力)
- ・自分の弱みと向き合うこと(スキルアップのヒント)
- ・強みを発揮できる仕事を習慣的に作ること(繰り返すことで、成果・実績のスケールアップ)
偉そうに聞こえますが、人生の反省や自責の念から出た言葉です。私は、そんなすごい人間じゃないので、悪しからず!
なぜ自己分析にこだわり就活支援を行うのか
さて、これまで複数回にわたって自己分析するためのアプローチや考え方をお伝えしてきました。
・就活のポイント!自己PRの強みとしての「好奇心」は諸刃の剣?
このブログや実際の面談にせよ、どうしてわたしたちが学生の就職活動の支援と捉えられるような機会を提供しているのか。
1つには互いのメリットがあるからです。就職活動する側の視点に立つと、学生にとって本当に活躍できる組織や仕事を見つけられること。
採用活動する側の視点では、入社後のミスマッチを防ぐことにつながります。
自己分析を手伝ってくれるキャリアセンターや就活支援を生業にする新卒エージェント(人材紹介)との違いは、自己分析をはじめとした就職活動そのものが職業体験の機会であると考えています。
・この記事もおすすめ→必見!100社を超える企業の採用支援をしてきた元コンサルタント直伝「面接で勝ち抜く3つのポイント」
もしご縁があってソシオークに総合職として入社してもらうことになった場合、当然ながら現場のスタッフやお客様とのコミュニケーションが欠かせません。その際に、現場の人たちが持つ専門スキルをどうしたら最大限に発揮できるか、総合職の仕事には現場の強みを活かしたり伸ばしたりするための支援や時には裏方のような役割が求められます。
同様に、個人の足りないスキルを補うサポートや、もしかしたら制度やルールの変更など、組織そのものの弱みを解消していくような働きぶりも求められます。
信頼関係の上に成り立つ心の通った業務もありながら、コンサルティングの視点で課題の洗い出しや仮説設定をしながらPDCAを回していくような高度な仕事も要求されます。
就職活動にせよ、ビジネスにせよ、強みを活かし伸ばしていくことは、市場における競争優位性を獲得することに直結します。さらに、弱みにはまってしまうパターンや条件を正しく理解することで、成長の足かせとなる脅威をうまく回避していくことができます。継続的に成果を拡大していくためには、「強み」と「弱み」の両輪で前に進んでいくことが大切です。
就職活動はソシオークの業務で必要な思考力を身に付け、さらに実践の機会であるとイメージしていただけたでしょうか。まずはご自身を実験台にみたてて、「強み」と「弱み」をしっかりと理解して、就職活動という市場の中で、ご自身のブランドである“あなたらしさ”を武器に勝負してほしいと願っています。
本日は、自己分析にこだわっている姿勢をブログのテーマとさせていただきました。最後まで読んでいただきありがとうございます。
それでは、次回の更新をお楽しみに!どうぞよろしくお願いいたします。
人事部 岡本
人材業界で採用コンサルティングをはじめ求人媒体の営業や人材紹介事業を経て、ソシオークグループに中途入社。
現在は人事部にて新卒採用を行っています。国家資格キャリアコンサルタント、座右の銘は「人生、喜ばせごっこ」。