内定者×社員インタビュー Vol.6
【社員の幸せが、事業を発展させていく】
今回、私たちは竹澤さん(明日葉・総合職入社9年目)にインタビューを実施、フィールドコンサルティング職で働く【先輩社員に聞きたい5つのハテナ】をテーマに質問をさせていただきました。
【1】これまでのキャリアに関するハテナ
竹澤さん:入社から半年間、所沢の病院にて病院給食(ハガクレフード)の現場研修を行いました。仕事内容は、現場の仕事に加え、シフトや経費の管理です。その後、本社配属(明日葉)となり、トータル5年間は横浜・板橋・浦安、次いで大田区のエリアマネージャーを務めました。その後2年間は事業部全体に関わるサポート業務や採用・研修など、明日葉の中でもより企画や経営戦略に近しい立ち位置で仕事をしていました。現在は再び大田区を担当するエリアマネージャーですが、数年前とは違った規模感を実感しながら現場と関わっています。
☆失敗から学んだことはありますか?
竹澤さん:病院給食の研修期間のことですが、「ほうれん草のからし和え」を大人に提供する予定だったものを誤って子どもに提供してしまったことがあります。その経験から、不安なことや分からないことは、自分で判断をせずに必ず合っているか確認することが重要だということを学びましたし、自分にとっての当たり前が手を離れた瞬間に“当たり前でなくなる”ことを痛感した出来事でした。
【2】明日葉へのハテナ
☆竹澤さんの管轄している事業所の現状を教えてください。
竹澤さん:明日葉の中でも私がエリアマネージャーとして担当している大田区では、21か所の事業所があります。売り上げは約7億円弱、正社員やパートナー社員を含めると約250人の社員が働いています。
☆施設で抱えている課題はありますか?
竹澤さん:普段は落ち着いているのですが、そのためにも日頃から人間関係の構築が重要です。人間関係が良好でないとホウレンソウ(報告・連絡・相談)がうまく機能しなくなるので、組織や個人それぞれにおいても良いサービスの提供に繋がりません。私は各施設の方針を尊重して、運営にはあまり口を出さないタイプのマネージャーですが、それでも人と人とで仕事をしている考えには変わりないので、何かあれば面談を通して相手の意見や日ごろ感じていることに向き合うことには手を抜かないようにしています。問題を放置することは一番良くないので、施設へ多いときには週に1、2度の頻度で足を運んでいます。
☆明日葉の本部としてこれからの発展には何が必要だと感じますか?
竹澤さん:現在、明日葉は200か所の事業所を運営しています。今年度、大阪の事業所が新設されるなど、全国展開がますます加速していきます。その発展や拡大を支える上で最も必要とされるのは、事業運営に対する本部の想いを統一することです。欲張りかもしれませんが、関わる人全てに満足してもらいたいと願っています。本部として常に本質を見極める力を磨いていく、その先に司令塔である本部のブレない気持ちが発信されて、一人ひとりの行動に繋がっていくのだと考えています。
■学童施設一覧|https://www.ashita-ba.jp/gakudo/g_list/
■児童館施設一覧|https://www.ashita-ba.jp/gakudo/z_list/
【3】本社の雰囲気に関するハテナ
竹澤さん:本部の人間関係はとても良いですよ!皆、グループの大隈代表の想いをしっかり理解した上で働いています。さらに大隈代表や上の人達(上司や役員)も、社員一人ひとりの想いに向き合っているからこそ、組織として一体感ある“良い人間関係”になっているのだと思います。
☆私たち含め、新入社員へアドバイスをください!
竹澤さん:まずは、託された仕事を着実にこなしましょう!できることが増えることで、やりたいことができるようになるはずです。
【4】働きやすい環境作りのハテナ
竹澤さん:働きやすさは、コミュニケーションとモチベーションを高めていくことでどんどん良くなると考えています。私は、現場を適度に頼り、事業所ができること、やらなければならないことを増やしていくことをサポートする立場です。事業所の意志で自ら行動を起こせる機会や環境が整えば、最終的にはそこで働く方の賃金が上がります。もちろん給料で仕事に対する意欲が上がるのも理解できますが、“やったことが評価される”ことの対価の一部が給料なのかなと、だから成果を見える化したり日頃から感謝を伝えたりすることも現場で働く社員の対価と捉えて、私は働きやすい環境を作っています。
【5】「これから実現したい仕事」のハテナ
竹澤さん:先ほど「モチベーションになるのは、給料だけじゃないよ」と言っておいてなんですが、私がやりたいことは事業所で働く人たちの賃金を上げることです。そして、現場で働く専門職の地位向上に貢献したいです。給料を上げるって個人の意欲があったらどうにでもなりますが、でも組織として底上げしていくっていうのは本部にいる私たちでしかできないことです。具体的には、施設数の増加に伴って施設長をはじめとする責任あるポジションを増やしていくこと、若手を抜擢するたけでなく社員教育によって主体的に事業を動かしていける専門職を増やしていくことをやっていきたいと考えています。
【インタビューを通して】
竹澤さんが第一に考えるのは、現場で働く社員のことでした。正社員もパートナー社員も雇用形態に関係なく、事業を支える現場の社員が不満なく働ける環境を作ることがサービスの質を向上させます。
私たちは、「サービスの質を上げること=会社の利益」であると考えていました。しかし、事業運営や提供するサービスは現場で働く方々がいなければ成立しないということを、竹澤さんから改めて学ぶことができました。
このインタビューを通して、現場の力こそがソシオークグループを支えているのだなと感じています。ソシオークという名前は、Socio(社会)・Oak(大樹)が由来です。社員全員が大樹のように一丸となって、社会のために質の高いサービスを提供している現在の姿は、まさにソシオークの社風そのものであることを改めて認識させていただきました。竹澤さん、このような貴重な機会をいただき誠にありがとうございました!