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新卒
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INFLUENCE

自身の行動が、
1人の人生を変える。
社会への影響力を感じた仕事。

親和性の高い職業
  • 保育士
  • 児童指導員
  • 生活支援員
  • 社会福祉士

本対談では、主に障がいをお持ちの方へのサポートを行う4名にインタビューしました。お子さまや保護者、就労者の方に対し日々どのように向き合っているのか。そこで感じた社会への影響力とはどんなものだったのか。専門職・総合職それぞれの違いや、仕事における醍醐味を伺いました。

TALK MEMBER

現在の仕事内容を教えてください。

児童指導員 水野さん

ケンリハスポーツキッズは、こどもたちがスポーツを通じて集団行動を身につけ、友達との関わり方や協調性を学んでもらえる施設です。障がいを持ったお子さんは自分の世界をしっかりと持っている一方、周囲と関わるのが苦手なことが多いんです。こどもの想いを受け止めて目線を合わせ、得意なところや苦手なところを理解しながらスポーツでこどもたちの世界を広げるのが、私たちの役割ですね。

児童指導員 水谷さん

私は入社して3ヶ月なので、先輩方の姿を見ながらこどもたちとの関わり方を日々勉強中です。働いてみて分かったのは、お子さん一人一人、考え方や困っていることは違うということ。「こうすれば良い」という決まった正解がない中、それぞれの課題やその原因をしっかりと理解して適切に対応していくことの重要性を感じる毎日です。

運営
マネージャー
東さん

本当にその通りですね。ケンリハスポーツユースでも、それぞれのお子さんの状況に合った目標を本人や保護者の方と一緒に設定し、それに合わせてチームを作り療育を行っています。小学生から高校生まで通っていただけるのが当施設の特徴。年齢に合わせた細やかな支援ができるよう心がけています。

運営
マネージャー
下飛田さん

私は総合職として、採用活動やマネージャーとしての現場サポート、事業所の立ち上げや書類の作成、備品の在庫管理など幅広い業務を担当しています。現場に出向くのは週1〜2回です。担当する各施設では障がいを持った利用者さまへの支援サービスを提供していますが、同じ障がいをお持ちの方でもそれぞれ行動や特性が異なるので、個人に合わせた支援の重要性は私も強く意識しています。

社会への影響力を感じた経験は?

運営
マネージャー
東さん

私は保護者の方々と接する機会が多いので、その関わりを「社会」と捉えると、保護者の方から「不登校だったこどもが少しずつ学校に行けるようになりました」という報告を受けたときは、ご家族の人生に少しでも貢献ができたのではないかとうれしく感じましたね。ケンリハスポーツユースではドッジボールなどチームで行う競技を療育に取り入れているのですが、入学したばかりの頃は参加できなかった子が、自ら作戦カードを作って友達と協力しながら試合に臨んだり、負けても泣かずにゲームに取り組んだりする姿には感動させられます。こどもたちそれぞれの性格に合わせた声かけや褒め方で「やりたい」という気持ちを醸成する。そうすると、だんだんとこどもの行動に成長が現れてくるんです。

児童指導員 水野さん

「人生に貢献する」という観点で言うと、お子さんの世界が広がったのを目の当たりにしたとき、社会への影響力を感じました。年少クラスに入学された、車がとても好きなお子さんがいたんです。入学当初は一人の世界にこもりがちで、保育園ではいつも窓から車を見ていたそうなのですが、ある日保育園の先生から「今日は外を見ずに、お友達とサッカーをしていたんですよ。周りとの関わり方がすごく上手になりましたね」と伝えてもらえたことがありました。
私が仲介することで、他人との関わり方を知り自分から友達の輪に入っていけるようになっているのを見るとうれしいですね。

児童指導員 水谷さん

私たち自身の行動がお子さんの社会適応能力の向上につながっているんだな、と社会への影響力がある仕事だな、と日々実感しています。

運営
マネージャー
下飛田さん

素敵ですね。私は事業所の立ち上げに関わっていますが、障がいを持った方が充実感を持って仕事をしているのを見ると、社会への影響力を感じます。
最近では、立ち上げに携わったニューステップの事業所を2024年6月に開所しました。そこで利用者さまから「長く働けている」という声を聞くのがとてもうれしいです。私は、専門職の方と比べると、現場で利用者の方々と接する機会は少ないのが現状です。しかし、「環境や仕組みを整える」という観点で、障がいをお持ちで今まで働けていなかった方や、何らかの理由で働けなくなってしまった方が社会に復帰するための第一歩を踏み出す手助けができています。これこそが仕事の醍醐味です。

これからソシオークグループで実現したいことは?

運営
マネージャー
東さん

私たちの仕事に必要なのは「思いやり」です。お子さんや保護者の方々に喜んでもらい社会に良い影響を与えるには、社員同士の連携や信頼関係の積み重ねが必須ですし、それが良い療育につながっていくと考えています。ケンリハの役割はこどもたちの運動能力を向上させることではなく、運動を通じて周りとの関わり方を学んでもらうこと。これがぶれてはいけないと思うので、施設の責任者として社員全員が同じ想いをもって協力していけるような環境づくりに取り組んでいきたいですね。

児童指導員 水野さん

社会に適応するために重要な力の一つに「自信」があると思います。自信があるから人前でいろんなことができるようになりますし、友達に運動の仕方を教えてあげようという気持ちも生まれるんです。できないことをできるようにするためには工夫が必要。例えば椅子取りゲームなら、まず歩く場所を理解してもらうことから始めます。お子さんが新しい動きを習得するのを間近で見られるのが現場で働く専門職の醍醐味です。何か一つできることが増えたときは「よくできたね!」と社員みんな手を叩いて大喜びするんです。今後は知識をもっと広げて療育のスペシャリストになり、一人一人に合わせた対応でこどもたちの「できた!」を増やしていきたいですね。

運営
マネージャー
下飛田さん

ソシオークグループには相談したときに思いやりを持って親身に接してくれる方が多いので、みんなで協力して自分のやりたいことに挑戦できると思います。私の目標は、利用者さまそれぞれが好きなことや得意なことを伸ばせる事業所づくりをしていくこと。例えばてしお夢ふぁーむには「身体を動かすのが好き」「人と話すのが好き」という方、ニューステップには「集中して作業するのが得意」という方がいらっしゃいます。これからも一人一人が輝ける事業所を立ち上げていきたいです。より多くの人に私たちのサービスを利用してもらうことが、社会貢献につながっていくと信じています。

児童指導員 水谷さん

総合職でも専門職でも、個々の特性を見てその方の「好き」や「できる」に向き合うことが大事なんですね。私はまだ入社して日が浅いので、まずはこどもたちとの関わりを増やして経験を積んでいきたいです。先週はできなかったことが今週できるようになっているなど、こどもたちの著しい成長には本当に驚かされます。お子さんや保護者の方、社員からも信頼される人財になり、自信を持って療育に取り組んでいきたいですね。

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