TEAMWORK
コミュニケーションで築く、
支え合いと助け合いが根付く現場。
- 保育士
- 児童指導員
- 栄養士
- 調理師
どれほど時代が進歩しても、
未来を創るのは技術より人の想い
ソシオークグループで働く社員は、普段の仕事を通じてどんな未来を描こうとしているのか。グループ内で異なる業務に携わる3名が集まり、それぞれの視点から未来創造に向けた取り組みについて語り合いました。
2023年4月新卒入社。中学・高校の留学経験を活かし、学校へのALT(外国語指導助手)の派遣業務に従事。約60近くの自治体が管理する学校に向けて、外国語活動を通じた学生の教育支援をしている。
2023年4月新卒入社。組織コミュニケーションを学び、いきいきと働ける職場づくりをしたいと思い入社。ソシオークグループのDX推進として、IT導入などによる生産性向上を図っている。
2023年4月新卒入社。幼稚園児を乗せるバスの運行管理を担う。毎日、安全安心に幼稚園児を送り届けられるように、日々業務と向き合っている。
みつばモビリティでは、企業や幼稚園、病院などに向かうバスの運行管理サービスを提供しています。中でも私が担当しているのは、幼稚園児を乗せるバスの運行管理です。業務はバスの運転士や添乗員の勤怠調整などの現場管理、園の要望に応える顧客対応、車両の車検や修理をする車両管理などがあります。
ソシオークグループの事業は、給食など「あって当たり前」のものが多いですよね。バスも時間通りに来て、目的地にちゃんと着くことが当たり前として認知されています。逆にいえば、この前提が崩れると日常生活が成り立たなくなってしまいます。「いつも通り」という日常を守ることで、安心して暮らせる未来を守る仕事といえるかもしれません。すでにエリアによっては過疎化が進みバス会社の廃業が相次いでいます。とはいえ、バスがなくなると生活に困る高齢者も多いんです。地域の足を止めないためにも、弊社を含めたバスの運行会社が集まり、バス運行を継続させる取り組みも未来につながる仕事だと思います。
深川さんが当たり前の日常を守ることで未来を創る仕事だとしたら、私の場合は、職場改善によって顧客満足度の高いサービスを提供できる未来を創っていく仕事といえるかもしれません。
現在、私はソシオークグループのDX推進を担うICT企画というチームでグループ会社へのシステム導入による現場改善を担っています。推進しているのは、学童保育を運営する株式会社明日葉へのICTシステムの導入です。学童保育の現場では、入退室時間や今日の出欠を手書きで記録するなどの 業務が残っています。ICTシステムは、児童の入退室や保育料の管理、保護者への一括連絡など、学童保育で働く先生方の業務負担を軽減するものです。事務作業をデジタル化すれば時間が生まれ、こどもたちと触れ合う時間や保護者とコミュニケーションを取る時間を増やせます。共働き世帯が増え、学童保育の社会的ニーズが高まるなか、システムを通じてではありますが、こどもたちが今よりもっと楽しく過ごせる未来創りに貢献していきたいなと考えています。
私も丹治さんと同じように、こどもたちの未来に関わる仕事をしています。小学校や中学校、高校に外国語の授業をする講師を派遣するALT(外国語指導助手)講師派遣というビジネスにおいて、私はALTの管理を担っています。業務内容としては、ALTの勤怠管理、面談や研修、学校や教育委員会の要望に対応する顧客対応などがあります。
外国語の授業といっても、教室の中で読み書きや会話を学ぶだけではありません。校外学習も実施しています。例えば私もサポーターとして参加したのですが、イングリッシュキャンプが挙げられます。中学生約90名が2泊3日を通じてSDGsについて学び、学んだ成果を英語で発表するというオールイングリッシュの内容です。中には、英語が必ずしも得意ではない学生も参加していました。彼らに対して、どうすれば外国語活動を楽しんでもらえるかを考えて、ここでの経験を未来につなげてもらえるように学生たちと接していました。
一番に挙げられるのが自動運転車両ですね。トラックドライバーの時間外労働が制限され、輸送能力が不足するという「物流の2024年問題」の対応が迫られています。業界問わず、今はどこの現場も運転士不足です。そんな中、自動運転車両は大きなイノベーションになると思っています。まだ実証実験段階ですが、当社にも事例があります。この間も静岡県浜松市で、自動運転車両がイベント会場と駅の間をつなぎました。また、茨城県常陸太田市では駅とスーパーマーケットをつなぎ、買い物に行きやすくするための交通インフラとして実際に運行しています。
社内ではAI活用について話題に上がることがあります。個人的には、生成AIを使用して文面チェックをすることがありますので、今後グループとして議事録作成やプレゼン資料の作成にAIを活用できるとうれしいです。
私の場合は、外国人講師という「人」がサービスの真ん中にあるため、AIを使う機会はまだまだ先になりそうです。
AIが人の仕事を奪うという話もありますが、これまでも機械やシステムに仕事を任せてきた歴史があるので、AIだからといって過度に意識する必要はないのかなと思います。込山さんが言ったように、ソシオークグループのビジネスは、基本的に人がプラットフォームであり機能になっています。何十年後や何百年後のことは分かりませんが、作業部分はテクノロジーをうまく活用しながら、人ならではのサービスを磨いていける環境はあるんじゃないでしょうか。
ALTでも同じことが言えそうです。例えば、会話って発音が欠かせません。じゃあ、その発音をどのように学ぶのかというと、ALTの口の動きを見せるんです。自然な発音ができる口の動きってネイティブだからこそ教えられるものなので、テクノロジーがどれだけ進化しても、私たちの仕事の本質的な部分は大きく変わらないように思います。
AIでいえば、バスのドライブレコーダーに搭載しています。車両の前後方だけでなく運転士に向けたカメラもあって、急ブレーキや脇見、一時不停止をAIが自動判定してスコア化してくれるんです。ほとんどの車両に実装されていて、スコアを運転士にフィードバックして運転改善につなげています。バスの運転は自動運転に切り替わっていくかもしれませんが、それでも丹治さんが言うように、ソシオークには人にしか提供できない価値が多くあると思っています。
バスの運転士が運転している姿や触れ合いを通じて、憧れを持つ園児も少なくありません。誰かの思い出に残るような仕事はAIには難しいので、簡単には取って代われないのではないかと思っています。
「外国語活動の大切なところって楽しさだよ」と、いつも上司から教えていただいています。私自身も英語が好きで、その楽しさをたくさん教えてもらったのが学生時代に出会ったALTでした。だからこそ、より多くの自治体にALTを派遣して、いろんな生徒さんたちに当社のALTと関わってもらうことで、英語学習や外国語活動に興味を持つ学生を増やしていきたいですね。そのためにも、学校に対して自分らしい提案をすることで、学生に英語の楽しさを伝えていくことが今後の目標です。たくさんの授業を見て、いろんなALTと触れ合うことで経験を積んで、いつか自分らしい提案を具体化して実現していきたいです。
学童や保育の先生方が抱える課題を解決し、こどもたちや働く保護者様の笑顔を創っていきたいです。こどもたちや保護者を直接笑顔にするのは、先生方です。そのため、ICTシステムを1つでも多くの学童や児童館に導入して、先生方の業務負担を軽減することで、サービスの品質向上につなげたいです。そして、顧客満足度を高めることで、明日葉ブランド、ソシオークのブランドの価値向上に貢献して、自治体に選ばれる存在にまで押し上げたいですね。さらには、育児や保育に対する関心や興味を地域全体で高めていくことにつながっていけばと考えています。こどもたちの笑顔のために、先生方、自治体がどんな課題を抱えているのかを理解し、今やるべきことは何か、どんな解決策を提案できるのかを考え、周りを巻き込んでいけるような人財を目指したいです。
お客さまの満足度を高めることはもちろんですが、関わる人がみんな幸せになる未来を創っていきたいですね。バスの運転士や添乗員は高齢の方が多く、中には今年で定年という方もいます。また、そんな運転士にずっとお世話になっているこどもたちもたくさんいます。先ほどAIにはできない「思い出に残る仕事」という話もありましたが、運転士や添乗員たちにも思い出になる働き方をしてもらえるように、現場の環境改善や働き方改革を推し進め、なるべくこどもたちと触れ合える時間を増やしていきたいです。そうして「ここで働いてよかった」なんて言葉がもらえる仕事を創れたらと思っています。
コミュニケーションで築く、
支え合いと助け合いが根付く現場。
ワークとライフ。
どちらも充実できる働き方へ。
「現場力」こそ、
やりがいと喜びを生みだす原動力
自身の行動が、
1人の人生を変える。
社会への影響力を感じた仕事。
進化の意識とグループの力で
社会課題の解決を応えていく
どれほど時代が進歩しても、
未来を創るのは技術より人の想い
社会に役立ち、必要とされる。
そんな働きがいあるビジネスを、次々と。