ワークプレイス

障がいのある方がイキイキと働ける職場とは?
ソシオークグループに仲間入りした「ワークプレイス」をご紹介!

2023年3月にソシオークグループに仲間入りした、ユアーズエバー株式会社・株式会社ニューステップ・株式会社マシュマロの樹の3社が運営する「ワークプレイス」。

実は、グループインしてから2年弱で、事業所が急拡大しているんです!👀

福岡県飯塚市からスタートし、現在では朝倉市、嘉麻市、大分県別府市、山口県山陽小野田市、三重県桑名市、四日市市にも広がり、全国に17の事業所を展開するまでに成長しました✨

そんな急拡大を遂げているワークプレイスですが、「どんな仕事をしているの?」と気になっている方も多いのではないでしょうか?

今回は、ワークプレイスの事業内容や利用者さんの働き方を取材してきました🎤

ワークプレイスってどんなところ?

ワークプレイスは、一人一人の特性や希望に寄り添い、自分のペースで働ける環境を提供する「就労継続支援A型・B型事業所」や、利用者さんが安心して生活できるよう支援する「グループホーム」を運営しています。

現在、全国の事業所で566人の利用者さんと145人の支援員さんが働いています。

利用者さんのお仕事をのぞいてみよう!

まずは、利用者さんがどんな環境で働いているのかご紹介します✨

福岡県飯塚市にある、ワークプレイス秋松の外観はこんな感じ。

もともと喫茶店だった場所で、おしゃれな建物になっています✨

利用者さんのお仕事を支援する支援員の皆さんです。ワークプレイスで働きたい方からの問い合わせに応えたり、事務作業をしたり、利用者さんの体調管理やお仕事のサポートなどを行っています。

それではここから、利用者さんが実際にどんなお仕事をしているのかご紹介します!

1. 本の文章を入力して電子書籍データを作成

PCを使って、紙の本を電子書籍にするためのデータを作成します。
中には驚くほど速いタイピングをする方も!

2. 車の部品の組み立てや検品

工場から預かった車の部品にパッキンをつけたり、電線を巻いたりする作業を丁寧に行っています。工場からお預かりした大切な部品なので、検品も念入りに。

3. 詰め合わせ商品の袋詰め作業

お茶や海苔などの詰め合わせ商品を、チームで袋詰め。集中しながら黙々と作業が進んでいきます。

お茶の袋詰め作業

海苔の箱詰め作業

4. 廃棄電子製品の解体作業

電動工具を使い、廃棄された電子製品を解体して部品ごとに分ける作業です。
力強く作業を進める利用者さんの姿が頼もしいです!

ソシオークグループの仕事もサポート!

さらに、ワークプレイスではソシオークグループのさまざまな仕事も請け負っています。

いくつか例をご紹介👐

・PCキッティング作業

ソシオークグループの新入社員がすぐに業務でPCを使えるよう、セットアップを行います。

大量のPCが並んでいました。

・オレンジリボンの制作

児童虐待防止推進月間に、ソシオークグループの保育園や学童で使用されるオレンジリボンを制作。今年度は6,185個を全国の事業所に送付しました。

・社内報の封入・送付作業

ソシオークグループで、育休中の社員に毎月送付される社内報の封入・送付作業を行っています。

・領収書の処理

ソシオークグループの全国の事業所から送られてくる領収書をチェック・整理し、本社の財務経理部に発送しています。

利用者さんインタビュー

実際にワークプレイスで働く高尾さんにお話を伺いました!

――ワークプレイスでは、どんなお仕事をされていますか。

車の部品の組み立てや、PC入力、ソシオークグループの領収書の処理をしています。

――どんなところが大変ですか?

全国各地から届く領収書は日付がバラバラだったりするので、まず順番に並べて、チェックして、のり付けして…という作業が大変ですね。締切がある仕事なので。

――働いていてやりがいを感じる瞬間は?

やっぱり「終わった~!」と達成感を感じるときですね。締切に間に合ったときはホッとします。

――支援員さんとはどんなお話をされていますか?

みんな仲が良くて、最近行った美味しいご飯屋さんの話なんかをよくします。和気あいあいとした雰囲気です。

――これから仲間になる方へメッセージをお願いします!

とても働きやすい環境なので、みんな楽しく、末永く一緒に働けたら嬉しいです!

支援員さんインタビュー

利用者さんから支援員さんになった重村さんにもお話を伺いました!

――利用者さんのときはどんなお仕事をされていたんですか?

在宅で電子書籍のデータを作るため、本の入力をしていました。

――支援員さんはどんな存在でしたか?

いつも気にかけてくれて、親身になって教えてくれました。皆さん本当に優しくて、話しやすい雰囲気を作ってくださるので、ここに入ってから休まずに出勤できています。

――支援員さんになろうと思ったきっかけは?

仕事をしていく中で自信がついてきて、もっと成長したいと思ったんです。支援員さんに相談したら、少しずつ支援員としての仕事に挑戦してみようということになりました。

――今は支援員としてどのような仕事をされていますか?

在宅で働く利用者さんの勤怠管理や体調管理を担当しています。作業開始・終了報告や今日の体調をヒアリングし、データにまとめています。

――気持ちの変化はありましたか?

新しい仕事をするのが新鮮です。あとは在宅だとあまり人と関わる機会がなかったんですが、出社することでいろんな人に関わらせてもらって、それもまた勉強になっています。

――やりがいを感じる瞬間は?

自分の仕事が少しでも誰かの役に立ったと感じられるときですね。ミスなく仕事を終えられたときも達成感があります!

――これから仲間になる方へメッセージをお願いします!

お仕事できるかどうか、不安に思っている人は多いと思いますが、ワークプレイスの支援員が全力でサポートしてくれるので、安心して仲間になってください。

自分も支援員として、みんなが安心して長く働いていけるような職場にしていきたいです。

川口社長からのメッセージ

最後に、社長執行役員の川口さんからコメントをいただきました!

“ワークプレイスでは、利用者さんの特性や希望に合わせて、いろんな仕事を用意しています。これからも仕事の内容をどんどん増やしていきたいと思っています。

直近で考えているのは、明日葉の学童での飾り付け工作です。学童って季節ごとに素敵な飾り付けを行っていると思うのですが、工作が得意な先生もいれば、苦手な先生もいますよね。苦手な先生の工作については、ワークプレイスで担当すれば、先生たちはもっと児童との時間を作れるんじゃないかと思って、今調整を進めています。

ワークプレイスは、利用者さん一人一人が自分らしく働ける場所を提供しています。これからもソシオークグループの一員として、全国にもっともっとワークプレイスの事業所を増やして、障がいのあるなしに関わらず、多くの方が活躍できる場を広げていきたいと思います。“