葉隠勇進

新卒入社から10年、信頼を積み重ねて部長に
次に挑むのは「誰もが輝ける職場づくり」

ソシオークグループ史上最年少、33歳の若さで部長に就任した秋友さん。葉隠勇進の東日本エリアにある158の事業所を束ねるという重要な役割に挑んでいます。

新卒で入社して10年。学ぶ姿勢を大切にし、社員との信頼関係を築きながらキャリアを積み重ねてきたこれまでの歩みと部長として描く目標について伺いました。

葉隠勇進 東日本運営部 部長 秋友 孝文さん

2013年に新卒総合職として入社し、学校給食事業を行う葉隠勇進に配属される。
入社1年目は現場研修に励み、学校給食調理に携わる。2年目からはマネージャー(※)として事業所運営にあたる。入社8年目にマネジメント職でのキャリアアップを目指すことを決意し、その後、課長に昇進。2024年に東日本エリアの運営管理、行政対応を行う東日本運営部の部長となる。
プライベートでは、1児の父。周囲の理解を得ながら、ワークライフバランスの実現を目指す。

※当社では事業運営(新規事業所の立ち上げ・採用・自治体提出書類作成・事業所支援業務等)を行う社員をマネージャーと呼んでいます。

周囲の支えで得られた成長

――部長に昇進された心境を教えてください。

周りの皆さんのおかげだなと思っています。

昇進の話を聞いた方が声をかけてくださったり、現場で一緒だった方から連絡をもらったりしていて、「頑張ろう」と励みになっています。

――現場の方からも慕われているそうですね。

「また現場に顔出しなよ」と、よく連絡をいただきますね!大変なことを一緒に乗り越えてきたこともあり、現場の皆さんとは今でも仲良くしています。若手のときはプライベートでも遊んだり、一緒に海外旅行に行ったりしました。今では子育ての相談に乗ってもらうこともあり、人との出会いの大切さを感じています。

――そういった人間関係はどのように作られたのですか?

入社当時は分からないことばかりで、現場の皆さんが大先輩でした。たくさん失敗をしましたが、その都度教えてくれたり、良くないことをハッキリ伝えてくれたりしてありがたかったですね。その積み重ねで今の人間関係が築けたと思っています。特に現場研修のときは、教えてもらったことをうまく実践できないこともあって…。でも、皆さん「秋友さんらしいね(笑)」と受け入れてくれていました。

マネージャー業務も経験がないところからのスタートでしたが、上司や先輩社員がいろいろな知識を教えてくれましたし、働く姿勢を近くで見て学ぶことができたのも大きかったです。

――葉隠勇進で働くやりがいはどんなときに感じますか?

マネージャーになり、初めて採用したパートナーさん(※)が10年ほど続けてくれていて、久しぶりに会ったら「正社員になろうかなと思っています」と話してくれました。長く勤めて、正社員登用の話も前向きに考えてくれているのがうれしかったですね。

また、地域の方からうれしいお言葉をいただくこともありました。あるエリアでは幼稚園から中学校までの給食を当社が受託していて、たくさんのこどもたちが10年以上葉隠勇進の給食を食べているそうです。「葉隠さんの給食でこどもたちが育っています。中学校を卒業したら、食べられなくなるから悲しいです」と言っていただけて、この仕事をやっていて良かったなと改めて感じました。

※当社では、パート社員のことをパートナーと呼んでいます。

目指すのはチーム全員が輝ける職場づくり

――キャリアアップを目指そうと思ったのはなぜですか?

実は、仕事がうまくいかなかったり、将来の自分がイメージできなかったりということが重なって、今後のキャリアについて悩んだ時期がありました。そんなとき、上司とキャリアについて話す機会があり、どうなりたいかを相談することで自分の進みたい道が見えてきました。考え抜いた結果、マネジメント職でのキャリアアップを目指す決意を固めました。

――部長になり、意識の変化はありますか?

現場社員のことを気にかけるのは変わりませんが、事業所運営をするマネージャーにも目を向けるようになり、今までよりも視野が広がりました。また、これまでは自分が上司に相談する立場でしたが、今は逆に相談されることが増えて、見えないところでいろいろなサポートをしていただいていたことを改めて感じています。今度は自分がメンバーをサポートしていきたいです。

また、首都圏の運営部に所属する4チームの社員配置を行うようになりました。配置次第で個々のパフォーマンスが100%発揮されることもあれば、そうでないこともあるので、全員が活躍できるような組み合わせを常に考えています。簡単な仕事ではありませんが、全員が働きやすさや、やりがいを感じられるようなチームを作りたいですね。
そのためにも、今まで以上にメンバーとのコミュニケーションを増やし、一人一人のキャラクターを知りたいと思っています。午後になるとマネージャーたちが本社に戻ってくるので、そのときに巡回時のことを何でも話せるような雰囲気作りをしていきたいです。

――秋友さんは育児も積極的にされていると聞いています。どのように両立しているのですか?

こどもが生まれてからは、時間の管理やタスク整理をより意識するようになりました。在宅勤務も活用しています。
一方で、対面でのコミュニケーションも大事だと思っているので、出社してみんなと顔を合わせたり、できるだけ現場に足を運んだりするように心がけています。

周りの皆さんが理解してくれているおかげで、育児と仕事を両立できていると感じています。

これからも安全安心な給食と働きやすい環境を届けたい

――部長として、どんなチームを作っていきたいですか?

周りの仲間を信頼し合えるチームを作りたいです。仕事も子育ても、一人で抱えるのは大変です。だからこそ、支えてくれる人たちを見つけ、お互いに助け合いながら成長できるチームでありたいと思います。

新入社員には「悩まずにすぐ報告してね」と伝えていますが、実は私自身も過去に失敗を一人で抱え込んでしまった経験があり、報告しづらい気持ちはよく分かります。距離を感じさせない存在でいられるよう、相談しやすい声掛けや環境づくりをしていきたいです。

――葉隠勇進についてはどのような展望をお持ちですか?

私たちが目標に掲げている「首都圏での学校給食受託数№1および待遇面業界№1」の実現に向けた取り組みを進めています。これからもこどもたちに安全安心な給食を届けたいですし、働いている人にも安心して長く勤められるような職場を提供していきたいです。

ソシオークグループも入社当時より規模が大きくなり、自分の成長とともに会社も成長していることを実感します。目標の実現に向けて、これからも邁進していきたいです。