現場で輝く社員たちに、仕事への思いやキャリアの歩みを深掘りするこの連載。今回は、明日葉保育園青葉台園の園長・平井さんにインタビュー。先生たちと信頼関係を築きながら、こどもたちの成長や楽しさを共有する保育の現場で、日々新たな発見を重ねる平井さんの思いを伺いました。

明日葉保育園青葉台園 園長 平井さん 2012年入社
短時間のパートナー社員からスタートし、複数の雇用形態での勤務ののち、2024年に園長へ昇進。明日葉保育園に勤務して14年。
――保育士を目指した理由を教えてください
実は、もともとは異業種で会社員として勤務をしていました。そんなとき、お散歩中や公園で遊ぶこどもたちを見て「かわいいな」「癒されるな」と感じたのが、保育士を目指すきっかけでした。
学校に通わなくても資格が取れると知り、働きながら勉強し、資格取得を目指しました。
――明日葉保育園ではパートナーから様々な雇用形態を経て園長になったそうですね
園長のお話をいただいたときは、「なぜ私が?」と驚きましたし、現場で子どもたちと関わるのが好きだったので、最初は迷いがありました。でも、前任の園長から「青葉台園の良さを知っている人に引き継いでほしい」と言われ、その言葉が背中を押してくれました。いまだに「私でいいのかな」と思うこともありますが、周りの先生方や他園の園長先生たちに支えられて、今の私があると思っています。
――園長として心がけていることを教えてください
自分から積極的にコミュニケーションを取ることを意識して、先生たちが声をかけやすい雰囲気を作るよう心がけています。「いつでも呼んでね!」と言っているので、しょっちゅう呼ばれますよ。「園長先生!トイレ付き添いお願いします!」なんて(笑)
また、園が成り立っているのは先生たちのおかげなので、一人一人を認めて信頼し、仕事を任せることを大切にしています。
それから、学び続ける姿勢を大事にしています。例えば、リーダー力に関する研修で、「伝えたつもり」では相手に正しく伝わらないと気づかされてからは、相手に合わせた伝え方や、ちゃんと理解してもらえているか確認することを意識しています。言葉を伝えるだけでなく、相手の受け取り方や反応をしっかり見ることが大切だと感じています。
――先生たちとの関係性の良さが伝わってきます。相手を認めるという考え方が素敵だと思うのですが、どのように意識されていますか?
人には必ず良いところがあるので、それを見つけることを意識しています。
また、日々の業務でも、先生方がしてくれること一つ一つに感謝の気持ちを持ち、「ありがとう」「助かります」と声に出して伝えることを心がけています。
良いところを見つけ、感謝を言葉にすることで、自然とお互いを認め合う関係が築けると感じています。


――園長としてのやりがいやうれしかったエピソードを教えてください
先生たちが保育を楽しみ、こどもたちとの関わりをうれしそうに報告してくれると、私も一緒に保育をしているような気持ちになって、うれしくなります。
同じ目線で一緒に遊ぶことで、先生自身も楽しさを感じられますし、こどもたちも達成感や喜びを感じられるんですよね。そうして先生たちが笑顔でこどもたちと向き合う姿を見ると、「良かったな」と心から思います。

――これまで苦労したことや難しかったことはありますか?
「主体性って何だろう?」と悩んでいた時期があり、保育そのものが分からなくなってしまったことがあります。そんなとき、主任や園長先生が「やってごらん」と背中を押してくれました。
こどもたちと一緒に考え、自分たちで進めていく様子を見守る中で、「これは私が指示しているのではなく、こどもたち自身が進めているんだ。」と感じた瞬間がありました。「これがこどもたちの主体性だ」と実感し、こどもたちの力や可能性を改めて感じることができました。
だからこそ、先生たちが悩んでいるときには「こどもの立場に立って、一緒に遊んでみて」と伝えるようにしています。そこから新しい発見や気づきが生まれるといいなと思っています。
――こどもたちの主体性を大切にするためにどのような工夫をされていますか?
私が担任を持っていた頃は恐竜が好きな子が多く、図鑑で調べたり、恐竜になりきって遊んだりと、夢中になっていく姿がありました。そこでもっと楽しめることはできないかと考え、恐竜の絵を描いて壁に貼り、部屋を暗くしておやつを食べながら映画館ごっこを楽しんだことがあります。また、魚釣りやキャンプごっこなど、こどもたちの興味や発想をきっかけに一緒にアイデアを出しながら活動を広げていきました。こうした経験を通して、こどもたちの興味関心や、ふとしたつぶやき、遊び始めたきっかけを見逃さず、活動を広げていく環境づくりを大切にしています。こどもたちの成長や力を感じられる瞬間が、自分自身も多くの学びを得ることができています。こどもたちの持つ力には本当に驚かされます。


――休日はどのように過ごしていますか?
休日はあっという間なので、何もしない日を1日作ることもあります。
他には、毎年“これをやる”という目標を決めて、少しずつ実現するようにしています。
今年の目標はナイショですが…(笑)過去には、「会おうね」と言いながら会えずにいた友人と、実際に会うことを実行した年もありました。
――今年の目標、達成したら是非教えてください!最後に、これから責任のあるポジションを目指す方に向けて、メッセージをお願いします
役職がつくと、これまでとは違う仕事が増えるなど、大変なことも多くあります。
ですが、先生やこどもたち、保護者の方々に加え、他園や本社の方々、地域とのつながりが広がり、多くの支えを感じられます。つながりが広がる中でうれしいことも増えますよ。
責任者になっても、こどもたちと関わる楽しさを感じられる場面はたくさんあります。ぜひ、こどもたちと全力で向き合い、保育の楽しさを感じてほしいと思います。
同じ園で働く先生たちに、園の雰囲気や園長の印象的なエピソードを伺いました!

青葉台園は、和気あいあいとした雰囲気の中で、ここぞという場面ではチームワークが発揮され、こどもたちの成長やうれしい姿の話題が常に飛び交う温かい職場です。園長先生は「やってみたらいいよ!」と前向きな言葉で背中を押してくれるので、保育者自身も「まずはやってみよう!」という気持ちになれます。また、現場のことを常に理解しようとしてくれる姿勢があり、「見てくれている」と感じられることで、先生たちも安心して働ける環境が整っています。

青葉台園はアットホームで、皆さん明るく働いているのが印象的です。それも園長の温かい人柄があってこそだと思います。園長はとても話しやすく、相談もしやすい存在です。こどもへの関わりでは「あのときの声かけ、素敵だったよ」と声をかけてくださったり、会議の後には「この発言良かったよ」と具体的に褒めてくださいます。日々、私の良いところをたくさん見つけて認めてくれるので、保育への自信につながっています。園長や他の先生たちが近くで見守ってくれている安心感があるからこそ、やりたいことにも気兼ねなく挑戦でき、不安なく働けています。
明日葉保育園の他の園長インタビューはこちらからご覧いただけます👇

